ガレーラ・サウナ立川は、立川駅北口から徒歩3分の場所にあります。約500㎡の敷地には、エントランス棟、ロッカー・シャワー棟、サウナ棟4棟、プレミアムサウナ棟の合計7棟が建てられています。いずれの建物も基礎をしっかりと打ち、簡易的ではなく堅固な施工によって建てられています。（各棟がコンテナだと間違われることがあります。しかし実際はそうではなく、しっかりとした建築物であることが、より高いクオリティーのサウナ室を実現するためには重要な要素となっています）
ガレーラ・サウナの最大の特徴は、多くのサウナ施設とは異なり、独立した建物群によって構成されている点です。一般的な都市型サウナ施設はビルなどの建物内にサウナ室を設けていますが、ガレーラ・サウナの各サウナ棟は、快適な体験を追求して設計された“サウナ専用”の建物となっています。
各サウナ棟は通気口から屋外の新鮮な空気をすぐに室内へ取り込むことができます。これは、各棟が敷地内で独立して建てられているからこそ可能な仕組みです。厚い壁（各サウナ棟の壁厚25cm）が熱を蓄えつつも、新鮮な空気を直接取り込めるため、密閉された高温空間であっても息苦しさを感じにくくなっています。また、外気が通気口からそのまま流入することで、室内に自然な熱対流が生じるよう設計されています。一見すると一般的なサウナと大きな違いはないように見えるかもしれませんが、これはビル内に設置されたサウナでは決して実現できない環境です。
サウナ室内における熱のまわり方や循環、ロウリュによって降りてくる熱の高さや柔らかさ ― そのすべてを緻密に計算し尽くして設計・施工が行われています。こうしたサウナ室の独自性と完成度こそ、私たちが最も重視している点です。派手な外装や演出に頼らず、「熱に包まれ蒸される」というサウナ本来の本質を、ぜひガレーラ・サウナ立川でご体験ください。
ガレーラ・サウナの玄関口となるのがエントランス棟です。中央にはサウナ施設の受付があり、北側には飲食店「アケボノスタンド」、南側にはリラクゼーションサロン「ヘイヴン・グリーン」があります。サウナをご利用のお客様は、まず受付でチェックインし、施設のご案内を受けた後、ロッカーキーを受け取って隣の「ロッカー・シャワー棟」へお進みください。
アケボノスタンド
サウナ後には、デカラ（デカビタC＋DAKARA）やビール、おつまみをお楽しみいただけます。毎週水曜日は「水分補給DAY」として、サウナご利用後にデカラを1杯無料でご提供しています。
ヘイブン・グリーン
「ととのいのその先へ」をキャッチフレーズに、リラクゼーションを通じて皆さまにリラックスとウェルネスをお届けしています。
サウナ利用方法については受付カウンターで詳細をご確認ください。
ロッカー棟では、入口で靴を脱ぎ、ロッカー内にお入れください。ロッカーで水着に着替えを済ませたら、奥のシャワールームへお進みください。（シャワーを浴びてから水着に着替えていただいても構いません）
ロッカールームには、高品質ドライヤー「レプロナイザー」を設置しております。
女性ロッカールームには、レプロナイザーに加えて「リファ（Refa）ドライヤー」も設置しております。
女性ロッカールームの詳細については、以下よりご確認ください。
北エリアにある2つのサウナ棟のひとつが「メッツァ」です。メッツァとはフィンランド語で「森」を意味し、その名のとおり大木をイメージして設計されています。建物は正12角柱の形をしており、高さは3.6ｍ。サウナ室の床は基礎から1ｍ持ち上げて設置されており、その下にサウナヒーターを埋め込むことで、立ち上る熱が室内全体に行き渡り、十分な熱気を保ちます。
メッツァ（Metsä）には椅子を置かず、フラットな床に直接座って楽しむスタイルを採用しています。メッツァ内では会話を可としていますので、サウナの中でゆっくりと過ごしたい方におすすめの空間です。よって長時間サウナ内で過ごしていただけるようあえてヒーターは高温設定にはしていません。しかしロウリュをして湿度を高めればしっかりと発汗することができるようにもなっています。
サウナ上部に吊られた天板は、天井を保護すると同時に、ロウリュ時にヒーターから立ち上る水蒸気を分散・拡散させる役割を担っています。この天板の高さを調整することで、熱の伝わるスピードを変化させることができます。（高い位置では熱がゆっくり伝わり、低い位置では早く伝わります。）室内の熱対流の様子に合わせてロウリュ水の量や注ぎ方を工夫し、自分好みのロウリュをお楽しみください。
サウナヒーターには、フィンランド製HARVIA（ハルビア）「CILINDRO PRO 132」を採用しています。高さは約1.32ｍあり、床下に埋め込むことでわずかに頭が出る構造となっています。この高さのヒーターを真上から見てロウリュを行えるサウナ室は珍しく、ここならではの体験を味わっていただけます。
北エリアにあるもうひとつのサウナ棟が「パロ」です。パロとはフィンランド語で「火」を意味し、その名のとおり最もハイパワーなサウナ体験を楽しめる棟となっています。ここには、HARVIA製の「VIRTA PRO」を設置しています。
VIRTA PROのヒーター出力は18.5kWに達し、一般的な家庭用ストーブの約6倍という高出力です。参考までに、ガレーラ・サウナの他の棟で使用している「CILINDRO PRO 132」の出力は13.2kW。比較していただければ、VIRTA PROの圧倒的なパワーを実感していただけるでしょう。
パロ（Palo）は、最大12名が利用できるサウナですが、室内はコンパクトに設計されています。そこにVIRTA PROを設置していることは、たとえるなら「軽自動車にF1クラスのエンジンを積んだ」ような状態と言えるでしょう。
私たちは、この一見オーバースペックとも思えるサウナヒーターをパロに導入することで、ここでしか体験できない秀逸なロウリュを皆さまに感じていただきたいと考えています。パロでVIRTA PROにロウリュすると、まず頭上から熱が一気に降りてきます。さらに十数秒後には反対側の壁に反射した熱が戻ってきて、左側からも熱を感じ、やがて全身が熱に包まれます。その後は長く続く熱の余韻をじっくりとお楽しみいただけます。まさにハイパワーヒーターならではのロウリュ体験です。
強烈な熱さを感じながらも、パロは独立した建物で通気口から外気を取り入れているため、息苦しさはありません。
「コンパクトなサウナ室で、ハイパワーヒーターにロウリュして蒸される」という体験を、ぜひ味わってください。設計思想上、メッツァとパロは対照的な位置づけで建てられており、それぞれが持つ本質的な特徴や違いを実感していただけるはずです。パロ内部での会話は禁止としてますので、しっかりとサウナに向き合いたい方にはお勧めの空間となっています。
タイヴァスは南エリアに位置し、ガレーラ・サウナの中で最も高さのあるサウナ棟です。椅子はなく床はフラットになっているため、直接座ったり、空いていれば寝そべったりしてサウナをお楽しみいただけます。
タイヴァス（Taivas）とはフィンランド語で「空」を意味します。その名は、このサウナ棟が施設内で最も高く、ほぼ4ｍ近くあることに由来しています。サウナ室の床は土台から1ｍの高さに設置され、ヒーターは床下に埋め込まれているため、室内を効率的に加熱できます。設置されているサウナヒーターはフィンランド製HARVIA（ハルビア）「CILINDRO PRO 132」で、高さは1.32ｍ。床から少しだけ上に出ている構造のため、真上からロウリュを楽しむことができます。
天井が高いため、ロウリュを行うと熱が拡散し、柔らかく降りてきます。タイヴァスは高温サウナを目的とした設計ではなく、長時間サウナ室に滞在しながら、ロウリュを楽しみつつしっかりと汗をかくことを目指したサウナです。
高床設計、天井の高さ、そして外気を取り入れる通気口による換気と熱対流の仕組み ― これらすべてが、柔らかい熱を感じながら、ゆっくりと時間をかけてサウナを楽しんでいただくための構造です。セルフロウリュの醍醐味を、ぜひタイヴァスで体感してください。
マーペラは南エリアにあるもうひとつのサウナ棟です。サウナ室は2段構造になっており、お好みの場所でロウリュを行い、ゆっくりと蒸されながらお楽しみいただけます。
マーペラ（Maaperä）とはフィンランド語で「土」を意味し、外壁の土色にちなんで名付けられました。設置されているサウナヒーターは、フィンランド製HARVIA（ハルビア）「CILINDRO PRO 132」です。
ロウリュを行うと、熱が柔らかく降りてきます。マーペラは単に高温のサウナを目的とした設計ではなく、ロウリュを楽しみつつしっかりと汗をかけるように設計されています。
野外の空気が取り込まれ、換気と熱対流が生じる構造のため、長時間いても息苦しさはありません。体感温度はロウリュで調整しながら、お好みのペースでお楽しみください。
プレミアムサウナエリアにあるサウナ棟は、フィンランド語で「金」を意味する「クルタ（Kulta）」と名付けられています。このサウナ棟はプライベートで利用でき、友人やご家族とゆったりとお楽しみいただけます。
本来は会員向けのスペースですが、現在はお試し利用も可能です。いくつかの利用プランをご用意しておりますので、プレミアムサウナお試し利用のページからお申込みください。
プレミアム会員の詳細は、以下のリンクからご確認ください。
